
芳醇な桜の香りと手延べのなめらかさ、極上の春をおとどけ
はたけなか製麺の期間限定「手延べめんさくら」は、桜の風味と手延べ麺の繊細な口当たりを楽しめる、こだわりの逸品です。香りとともに春の訪れを存分に味わえるこだわりの手延べ麺です。創業明治二十三年創業の伝統技術を活かし、通常のそうめんよりも少し太めに仕上げ、麺のもっちりとした食感と半生に仕上げることで桜の香りが絶妙に調和するよう工夫いたしました。
麺を口に含んだ瞬間「ほわっと」広がる桜の香りが、ほのかな塩味とともに春らしさを存分に感じられます。この季節だけしか味わえない、特別な手延べめんをお楽しみください。

春ならではの気候が生み出す手延べめんの奥深い味わい
手延べめんの仕込みは、寒さが厳しい早朝から始まります。一晩じっくりと寝かせた生地を、低温の環境下で丁寧に成形することで、しなやかでありながらコシのある食感と、のど越しの良さが生まれます。春の寒暖差が、この独特の食感を引き出す鍵となっています。

熟練の職人が一本一本手作業で丁寧に仕上げるこだわりの工程
厳選した小麦粉に桜の葉粉末を練り込み、淡い桜色に仕上げた生地を、職人の手で一本一本ていねいに延ばしていきます。2本を1本に、4本を1本にと、何度も繰り返しながら少しずつ細くしていくことで、しなやかで強いコシを持つ麺が完成します。

細やかな感性と経験から生まれる職人技
「太巻き」「細巻き」を経た桜めんは、「あやがけ」「こびき」でさらに細く細くしていきます。そもそも麺をつくるのに小麦粉と塩水以外は練り込まない方が細く延ばしやすいもの。職人は、麺生地をつくる時の加水、塩分割合や熟成時間、生地の温度、全ての条件が揃う様に繊細に調整しなければならないのです。

桜色の美しさと香りが広がる麺のカーテン
「あやがけ」「こびき」の後、さらに熟成させた「さくらめん」は、乾燥室でじっくりと仕上げられます。この「はたがけ」の工程で、さらに細くなりながら、ほどよい半生の状態を保ちます。乾燥室には桜の香りが広がり、まるで桜色のカーテンに包まれるような美しい光景が広がります。

旬の食材と組み合わせることで楽しむ春らしい華やかな一皿
温かいおつゆでいただくのはもちろん、冷やしても美味しく召し上がれます。特に、桜の香りをより引き立てるために、あっさりとした白だしや、柚子を加えたつゆと合わせると、より風味豊かに楽しめます。また、春の食材、例えば菜の花や筍、桜えび、山菜といった旬の食材と一緒に盛り付けると、見た目にも華やかで特別感が増します。さらに、梅干しを添えてさっぱりとした味わいに仕上げるのもおすすめです。